超党派議連「国会がん患者と家族の会」より提案された「がん対策基本法改正案」に関しては、11月15日の参議院厚生労働委員会において、与野党の全会派一致による委員長提案として上程され、委員会では全会一致により可決されるとともに、11月16日の参議院本会議において、参議院厚生労働委員会による提案として上程され、本会議でも同じく全会一致により可決されました。
しかし、衆議院厚生労働委員会においては未だ「がん対策基本法改正案」の審議が始まらず、一部政党が審議入りに反対しているとの指摘もあります。国内では年間100万人を超えるがん罹患者がおり、その対策の推進は私たちがん患者や家族の切なる願いであるのみならず、広く国民に関わる政策であるにもかかわらず、「がん対策基本法改正案」が政治の状況で後回しになり、廃案になろうとしていることに対して、私たちは大変な危惧をもっております。
つきましては、「がん対策基本法改正案」の国会審議に関する緊急記者会見を、下記要項にて開催することといたしましたので、ご連絡申しあげます。
日時:平成28年12月2日(金)11時30分半~12時
場所:国際研究交流会館(東京都中央区築地5-1-1)3階
参加:一般社団法人全国がん患者団体連合会・加盟団体ほか
(全国がん患者団体連合会主催「がん患者学会2016」会場において行います)
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