一般社団法人全国がん患者団体連合会(全がん連)では公益財団法人がん研究振興財団との共催で、「がん患者学会2015」を2015年12月19日(土)・20日(日)に国立がん研究センター・国際研究交流会館にて開催いたしました。「がん患者学会2015」プログラム等はこちらです。
1日目はテーマを設け、それぞれの領域の専門家から「課題」について学ぶとともに、がん研究振興財団「がんサバイバーシップ研究支援事業」で対象となった研究について発表いただきました。2日目は、1日目のテーマごとに参加者がそれぞれの取り組みや意見を発表し、全体でディスカッションを行いました。このうち1日目の講演について、演者の許諾が得られた動画を公開いたします。 がん患者団体やがん患者支援に関わる皆さま、がん医療やがん対策に関心のある皆さまの一助としてご活用いただければ幸いです。
司会 : 松本陽子(がん患者学会2015実行委員長/一般社団法人全国がん患者団体連合会副理事長)
「がんサバイバーシップ研究支援事業」座長 : 外山千也(公益財団法人がん研究振興財団専務理事)
導入プログラム「日本のがん対策~過去、現在、未来へと」
Office Hayashi代表 林昇甫氏(医師)(元厚生労働省大臣官房付企画官)
導入プログラム「がん対策への患者団体の関わり~5年後の私たちに向けて」
一般社団法人全国がん患者団体連合会理事長 天野慎介
講演「緩和ケアについての課題」
帝京大学医学部緩和医療学講座教授 有賀悦子氏
講演「がん教育についての課題」
日本女子体育大学体育学部スポーツ健康学科准教授 助友裕子氏
講演「希少がんについての課題」
国立がん研究センター乳腺・腫瘍内科 下井辰徳氏
講演「小児がん・AYA世代のがんについての課題」
国立成育医療研究センター小児がんセンター長 松本公一氏
講演「これからのがん医療への課題」
日本医科大学武蔵小杉病院腫瘍内科部長 勝俣範之氏
「がんサバイバーシップ研究支援事業」より
「がん患者の就労支援と経済負担問題」
一般社団法人CSRプロジェクト代表理事 桜井なおみ氏
「がんサバイバーシップ研究支援事業」より
「がんサバイバーシップにおける食事支援」
国立がん研究センター中央病院栄養管理室長 宮内眞弓氏
「がんサバイバーシップ研究支援事業」より
「がん患者のインターネットによる情報発信について」
若年性がん患者団体STAND UP!! 畠山枝李馨氏