がん対策基本法改正案に関する国会議員アンケート結果の公開について

■アンケートの概要

一般社団法人全国がん患者団体連合会（全がん連）では、与野党の国会議員からなる超党派議連「国会がん患者と家族の会」で検討かつ合意され、与野党各党での党内手続きによる合意も得られていた「がん対策基本法改正案」について、第190回国会（会期：2016年1月4日～2016年6月1日）での成立を求める要望活動を続けてまいりましたが、審議日程の確保が困難となったため、第190回国会での提案は見送りとなりました。

「2人に1人ががんに罹患する」といわれる我が国において、がん対策の推進は広く国民の関心も高い政策と考えられることから、「がん対策基本法改正案」やがん対策などに関して、衆議院・参議院の全ての国会議員の皆さまに「がん対策基本法改正案に関する国会議員アンケート」実施しました。アンケートは6月1日に国会議員会館事務所に送付し、6月10日を締切といたしました。締切後のご回答も含めて、下記の一覧表にある国会議員の皆さまよりご回答をいただきました。

第24回参議院議員通常選挙（6月22日公示、7月10日投開票）の実施前という大変慌ただしい時期にも関わらず、がん対策の推進に関心をもっていただき、お時間を割いて貴重なご回答をいただいた与野党各党の国会議員の皆さまに、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

■アンケートでの質問内容

【問1】
超党派議連「国会がん患者と家族の会」より提案される予定の「がん対策基本法改正案」について、次の臨時国会での早期成立が必要と考えますか？　→（はい　いいえ　その他）

【問2】
第24回参議院議員通常選挙（6月22日公示、7月10日投開票）に関して、政党のマニフェスト（選挙公約）などで「がん対策の推進」に関する内容が重視されるべきと考えますか？　→（はい　いいえ　その他）

【問3】
がん対策の推進に関してご意見があれば、自由にご記入ください。　→（自由記述）

送付されたアンケート用紙はこちら（PDF）

■アンケート結果の公開について

ご回答をいただいた衆議院・参議院議員の皆さまについて、所属党派別、選挙区別などで下記の一覧表を掲載しております（2016年7月5日現在・敬称略）。一覧表では、表の検索やフィルターを使用することもできます。

なお、公職選挙法第138条の3では「人気投票の公表の禁止」が定められており、「何人も、選挙に関し、公職に就くべき者（衆議院比例代表選出議員の選挙にあつては政党その他の政治団体に係る公職に就くべき者又はその数、参議院比例代表選出議員の選挙にあつては政党その他の政治団体に係る公職に就くべき者又はその数若しくは公職に就くべき順位）を予想する人気投票の経過又は結果を公表してはならない」とされています。

今回のアンケート結果のホームページでの公開について、総務省自治行政局選挙部選挙課に対して事前に確認したところ、「個別の事例に関する見解ではなく、一般的な回答である」としたうえで、「国会議員に対してアンケートを実施し、独自の分析やランク付けなどを行うことなく、単純にその回答をホームページで公開するのであれば、公職選挙法第138条の3で定める人気投票にはあたらないと考えられる」との回答を得ております。

このページについてのお問合せは、全国がん患者団体連合会事務局（お問合せフォーム）までお願い申し上げます。