2016年5月18日に、全国がん患者団体連合会(全がん連)の天野慎介理事長が厚生労働省健康局がん疾病対策課長を訪問しました。5月17日に開催された超党派議連「国会がん患者と家族の会」総会にて、与野党の先生方が一致して「小児がん、難治がん、希少がん」対策を国のがん対策推進基本計画において重視していくべき、との結論になったことを受け、議連の結論を尊重いただくよう、全国がん患者団体連合会として改めて申し入れいたしましたので、ご報告いたします。

超党派議連「国会がん患者と家族の会」で検討されている「がん対策基本法改正案」について、全国がん患者団体連合会では今国会での成立を求めるとともに、「小児がん・難治がん・希少がん」への対策と、がん患者や家族に対する「社会的支援」を基本法改正案に盛り込むよう要望してまいりました。課長には私たちがん患者や家族の思いも含め、しっかり受けとめていただきました。お忙しいところ、ありがとうございました。

厚生労働省にて。右より、佐々木健・厚生労働省健康局がん疾病対策課長、天野慎介・全国がん患者団体連合会理事長

▲厚生労働省にて。右より、佐々木健・厚生労働省健康局がん疾病対策課長、天野慎介・全国がん患者団体連合会理事長