一般社団法人全国がん患者団体連合会(全がん連)では、2025年1月17日午前7時から1月19日午後5時にかけて、「高額療養費制度の負担上限額引き上げ反対に関するアンケート」をオンラインで実施しました。わずか3日間の募集期間であったにもかかわらず、3,623人の皆さまからご回答をお寄せいただきました。多くの皆さまのご協力に心より感謝申し上げます。

アンケートにはがんや難病その他の疾病で療養する患者や家族の皆さま、医師や看護師など医療関係者の皆さま、その他関心のある一般の皆さまよりご回答いただきました。3,623人のうちがん患者の立場の方が2,233人、がん患者や遺族の立場の方が552人で、ご回答いただいたがん患者の中には思春期・若年成人(AYA)世代のがん患者さんも含まれます。

全国がん患者団体連合会では、皆さまからのアンケートのご回答を取りまとめ、「高額療養費制度の負担上限額引き上げ反対に関するアンケート取りまとめ結果(第1版)~3,623人の声」を公開しましたので、お知らせいたします。アンケート冊子のページ数は500ページを超えます。アンケートで寄せられた声からは、患者や家族の皆さまの切実な声や思い、厳しい状況が伝わってくるご回答も多数ありました。政府や国会議員の皆さまをはじめ、多くの皆さまにぜひこの声をお読みいただきたいと願います。

>>「高額療養費制度の負担上限額引き上げ反対に関するアンケート取りまとめ結果(第1版)~3,623人の声」はこちら(PDF)

なお、アンケートの第1次募集はこれにて終了となりますが、引き続きアンケートにご回答されたいとのご要望をいただいていることから、別途アンケートの第2次募集を行う予定です。