一般社団法人全国がん患者団体連合会は2022年9月1日付で、「第4期がん対策推進基本計画に関する要望書」を厚生労働大臣、厚生労働省健康局長、厚生労働省がん・疾病対策課長などに送付・提出しましたのでご報告いたします。

2018年3月に国の第3期がん対策推進基本計画が閣議決定され、2022年6月には第3期がん対策推進基本計画に対して、がん対策推進基本計画中間評価報告書が取りまとめられました。この間、厚生労働省委託事業(国立がん研究センターがん対策情報センター)により、2020年10月には全国のべ 22,000 人のがん患者を対象とした患者体験調査報告書が取りまとめられるとともに、2020年11月には患者体験調査に基づく提言書が取りまとめられました。小児がんについても、2021年3月には全国およそ4,000名を対象に、小児患者体験調査報告書が公開されています。

2022年9月からは国の第4期がん対策推進基本計画が厚生労働省がん対策推進協議会で審議され、2022年度末には第4期がん対策推進基本計画が閣議決定される見込みとなっています。一般社団法人全国がん患者団体連合会は現在、加盟団体53団体、加盟団体会員総数およそ2万人を有するがん患者団体の連合組織であり、全国がん患者団体連合会は加盟団体などからの意見、並びにがん対策推進基本計画中間評価報告書、患者体験調査報告書、患者体験調査に基づく提言書、小児患者体験調査報告書に基づく提言書の内容などをもとに、「第4期がん対策推進基本計画に関する要望書」を取りまとめました。

>>「第4期がん対策推進基本計画に関する要望書」(PDF)