新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、相談支援やサロンの開催形式もオンラインや
チャットなどを使った形式が増えてきました。
しかしながら、そこでの運営や支援の留意事項については、
まだ定まったものがなく、多くの団体が手探りで取り組んでいるのが実情です。

全国がん患者団体連合会・ピアサポート委員会の起案により、
オンラインでのピアサポート留意事項について整理をする企画がだされましたが、
ちょうどタイミングよく、理事の桜井が代表を務めている一般社団法人CSRプロジェクトにおいて、
大阪大学・平井啓先生と同手引きを作成中であったことから、
これをベースにピアサポート委員会の古谷さんの助言を加え、
「オンラインでのピア・サポート留意事項の手引き」作成をしました。

本留意事項は、現時点(7月23日)で考えられるそれぞれのシステムをベースとして、
主催者側がどのようなことに注意をしていけばよいかを簡単にまとめています。
また、テキストベースでの支援についても一般的な留意事項を整理しています。
今後はそれぞれの団体で活用いただき、今後のシステム変更や会の考え方に応じて変更などを加えもらい、より良い支援が実現できれば幸いです。

本作業のとりまとめにあたってご助言を頂いた、平井啓先生(大阪大学人間科学研究科)、
並びに、一般社団法人日本サイコオンコロジー学会/患者・家族委員会・小川朝生先生(国立がん研究センター東病院)にこの場を借りて感謝いたします。

↓手引きはこちらからご確認ください↓
オンラインでのピアサポート留意事項.pdf